副業などで利用されている仮想通貨販売所で知られているCoinbaseが、分散型取引システムに現在注力をしています。
分散型取引システムとは、仮想通貨の様々な銘柄を一つの取引所に集めて集中処理をするのではなく、あえて分散し、一つの場所で取引を処理しないという考え方です。

このシステムの利点については、より多くの暗号化資産である仮想通貨を高速処理することができ、かつ一度に大量の仮想通貨のトレードを可能とする点が2021年に注目をされています。
というのも、Coinbaseはおおよその仮想通貨の銘柄をそろえており、トレードの成立をサポートしますが、すべての仮想通貨の銘柄のトレードをサポートすることは未だ行っていません。

その理由は、システムがいまだ分散型に完全移行していないが故すべての仮想通貨のトレードを集中的に管理できないのです。
分散管理システムの利点は、トレードのデータが集中しないが故処理を行う際必ずどこかでデーター群が処理されてトレードであればトレードが成立する点が利点です。

反面に、問題となるのが速度で、トレードのやり取りを第3者に丸投げという形でデータを受け渡ししたうえでデータを処理するため、処理する側の端末の性能差が大きく表れ、性能が悪い端末がトレードに関わると途端に性能が遅い端末の性でトレードに遅れが生じるという問題があります。

分散型は集中管理システムとは異なり、データーが漏洩する危険性は少ないです。
ただし、計算の速さは一括集中管理というシステムの方が早く、その理由は、データを管理する端末の性能がばらばらであるがゆえに、簡単なデータ処理を高性能なパソコンが担うか、低性能なパソコンが担うかで速度が変化し、簡単ではないデータ処理を低性能なパソコンに割り当てた場合、トレードの成立の時間がものすごく遅くなるという問題がありますので、Coinbase側としては速さを売りにするためには分散処理というシステムに参加をして貰う端末を選ぶ必要性に問われるという問題もあります。

ですが、それら問題を考慮しても恩恵は大きく、一つは仮想通貨の秘密鍵の流出の可能性を減少させること、ネットワークにかかる負荷を分散し、社会で利用されているエネルギーの量を減少させることができる点などを上げた場合、プラスになる技術革新であると言えます。
今後coinbaseがどこまで仮想通貨のトレードシステムを作り替えて成功を収めるかについては2021年現在の所未知数ですが、注目すべくポイントとなります。